ホーム > チョウ目 > タテハチョウ科 > ジャノメチョウ亜科
 
クロヒカゲ
学名:Lethe diana diana

ササ上で休む本種(2011.8.11 山梨県)
Data
和名 クロヒカゲ
前翅長 23〜33mm
分布 国後島,歯舞群島,北海道,礼文島,利尻島,天売島,焼尻島,本州,佐渡島,淡路島,四国,九州,壱岐,対馬,平戸島,五島列島
出現期 4〜9月
樹液,腐った果実
 幼虫はイネ科のササ・タケ類(メダケ,マダケ,ゴキダケ,ヤダケ,アズマネザサ,クマイザサ,オクヤマザサ,イワテザサ,ホテイチク,クマザサ,ウンゼンザサ,スズタケ,チマキザサ,ミヤコザサ,チュウゴクザサ)の葉
解説 ヒカゲチョウを黒っぽくしたようなヒカゲチョウ。
ヒカゲチョウに似ているが、地色は黒っぽく、後翅の裏面の暗色条がくの字に鋭く曲がるのが特徴。
御蔵島産は別亜種(Lethe diana mikuraensis)とされている。
 
写真は8月11日に、山梨県の標高1,600m付近の林縁にいた本種を撮影したもの。ヒメキマダラヒカゲZophoessa callipteris)と並んで本種もよく見られた。
 
先頭ページへ