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アゲハ
学名:Papilio xuthus

ハナダイコンの花に来た本種(2021.5.4 新潟県)
Data
和名 アゲハ
 別名:ナミアゲハ
前翅長 35〜60mm
分布 色丹島,歯舞群島,北海道,利尻島,礼文島,奥尻島,本州,粟島,佐渡島,伊豆諸島,小笠原諸島,隠岐,壱岐,四国,小豆島,九州,対馬,五島列島,甑島列島,大隅諸島,トカラ列島,奄美群島,沖縄諸島,宮古列島,八重山列島,大東諸島
出現期 4〜10月
花の蜜
 幼虫はミカン科のサンショウやカラタチなどを食べる。
解説 全国に広く分布する最も普通で代表的なアゲハチョウ。
キアゲハよりも一回り小さい。
アゲハには春型と夏型があり、夏型は黄色味が強く大型になるので、キアゲハと混同されることがあるが、よく見ると模様が違うので判別できる。
本種の幼虫はクロアゲハの幼虫とよく似ているが、本種では幼虫の臭角が橙黄色なのに対し、クロアゲハでは赤色をしていることや胴体の帯模様の色に相違点がある。
食草も両種共にミカン科の植物を好むが、本種はサンショウを好むのに対し、クロアゲハではユズやカボスによく見られ、好みが異なるようだ。

 
トップの写真は5月4日に新潟県の海岸のそばの公園内で撮影したもの。
PHOTO

ハナダイコンの花に来た本種
(2021.5.4 新潟県)

ヤブガラシの花に来た本種
(2006.8.20)

ゼラニウムに来た本種@
夏型なので黄色っぽいが、翅の模様でアゲハだということが分かる。
(2005.9.17)

ゼラニウムに来た本種A
庭のゼラニウムには本種がよく来る。
(2006.8.19)

ゼラニウムに来た本種B
夏型なので黄色っぽいが、翅の模様でアゲハだということが分かる。
キアゲハの写真と見比べるとよく分かる。
(2005.9.17)

ヤブカラシの花に来た本種
(2006.8.20)

翅がボロボロになった本種@
秋口、翅がボロボロになったアゲハがコナラの枝先に止まって翅を休めていた。体力も消耗して寿命が近いのかもしれない。
(2005.9.18)

コナラに止まる本種
(2005.9.18)

2齢幼虫@
(2008.9.6)

2齢幼虫A
(2008.9.6)

2齢幼虫B
(2008.9.6)

5齢幼虫@
(2008.9.6)

5齢幼虫A
(2008.9.6)

蛹@
(2008.9.14)

蛹A
(2008.9.14)
 
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