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ハラヒシバッタ
学名:Tetrix japonica

水田沿いにいた個体(2008.4.19)
Data
和名 ハラヒシバッタ
 別名:ヒシバッタ,オオヒシバッタ
体長 ♂:8〜10mm
♀:9〜13mm
分布 北海道,本州,佐渡島,伊豆諸島,四国,九州,南西諸島
出現期 4〜10月
植物の葉
解説 全国に広く分布する菱形をした小型のバッタ。
土がむき出しになったような地面にいることが多い。
翅は使わず、ピョンピョンと跳ねるだけである。
背部の斑紋には変異が多い。
 
国内(国後島を含む)に生息しているヒシバッタ属(Tetrix)は以下の12種。
和名/学名 分布
ハラヒシバッタ
Tetrix japonica
北海道,本州,佐渡島,伊豆諸島,四国,九州,南西諸島
ヤセヒシバッタ
Tetrix macilenta
本州,伊豆諸島,四国,九州
ヒメヒシバッタ
Tetrix minor
北海道,奥尻島,本州,伊豆諸島,四国,九州,対馬,南西諸島
モリヒシバッタ
Tetrix silvicultrix
本州
サドヒシバッタ
Tetrix sadoensis
佐渡島
ギフヒシバッタ
Tetrix gifuensis
本州(岐阜県,愛知県)
アカギヒシバッタ
Tetrix akagiensis
本州(群馬県赤城山)
ボウソウサワヒシバッタ
Tetrix wadai
本州(房総半島中〜南部)
ニッコウヒシバッタ
Tetrix nikkoensis
本州(日光山地)
チチブヒシバッタ
Tetrix chichibuensis
本州(秩父山地)
アズマモリヒシバッタ
Tetrix kantoensis
本州(南東北,上信越,関東北部)
ミジカヅノヒシバッタ
Tetrix bipunctata
国後島
PHOTO

水田沿いにいた個体
(2008.4.19)

木に止まっていた個体
黒い紋が長い。
(2007.8.11)

3対の黒紋と淡褐色の縁取りを持った個体。
(2008.8.9)

白い模様が発達した個体。
コナラの幹に止まっていた。
(2008.8.9)

茶褐色に白黒の紋がる個体
斑紋は個体によりさまざまに変異する。
(2005.10.8)

褐色の個体@
紋は淡い。
(2006.3.25)

褐色の個体A
(2006.3.25)

緑色の個体
(2018.5.20 静岡県)
 
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