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アマミアメンボ
学名:Aquarius paludum amamiensis

山間部の池にいた個体(2007.3.16 石垣島)
Data
和名 アマミアメンボ
体長 12.0〜17.0mm
分布 南西諸島(喜界島以南)
出現期 4〜10月
昆虫
 水面に落下した昆虫を捕らえる。
解説 南西諸島(喜界島以南)に生息するアメンボ。
本土に生息するアメンボの亜種で触角第2節が第4節よりも長いという特徴がある。基亜種では第2節と第4節は同長。
その他はほぼ基亜種と同じで短翅型も出現する。生態面では基亜種より卵の乾燥耐性が高いとされている。
 
国内に生息するアメンボ属(Aquarius)は以下の3種(1亜種)に分けられている。
和名/学名 分布
アメンボ
Aquarius p. paludum
北海道,本州,四国,九州,対馬,南西諸島(中之島以北)
(アマミアメンボ)
Aquarius p. amamiensis
南西諸島(喜界島以南)
オオアメンボ
Aquarius elongatus
本州,四国,九州,対馬
ナガサキアメンボ
Aquarius haliplous
九州(長崎県)
撮影メモ 2007年3月の石垣島旅行で出会った128種目の生き物。山間部にあった流れのほとんどない池で、白い翅をしたアメンボを発見した。別種かと思ったが、本土にいる同種の別亜種のようだ。翅が白いのはこの亜種の特徴ではなく、後に本土でも見ているので羽化後間もないか何かの違いなのだろう。
 
127種目 128種目 129種目
PHOTO

山間部の池にいた個体
(2007.3.16 石垣島)
 
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