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ダイコンアブラムシ
学名:Brevicoryne brassicae

キャベツの葉にいた無翅型(2008.12.23)
Data
和名 ダイコンアブラムシ
体長 約1.8mm
分布 日本全土
出現期 4〜11月
アブラナ科植物(ダイコン,ナタネ,キャベツ,チンゲン菜,パクチョイなど)の汁
 幼虫も同様。
解説 アブラナ科の野菜に付くアブラムシ。
無翅型は黄緑色〜緑色で、体中にロウ質白粉で覆われている。
有翅型は頭部と胸部は黒色で、腹部は緑色だが、腹節上の左右に黒い横帯がある。
角状管は黒く短め。
卵で越冬するが、暖地であれば成虫で越冬できる。
 
似た種にニセダイコンアブラムシLipaphis erysimi)がいるが、本種よりもロウ質白粉が薄く、各腹部背甲に規則的に粉がない部分があることで区別できる。
 
トップの写真は12月23日にキャベツにいた本種を撮影したもの。残念ながら今のところ和名のダイコンでは、モモアカアブラムシMyzus persicae)ばかりで、本種を見たことがない。4月17日の写真はアブラナに大発生していた本種を撮影したもの。アップで見るとまるで草大福。
関連リンク  アブラムシ特集
PHOTO

キャベツ上の有翅型
(2008.12.23)

アブラナ上の有翅型
(2010.4.17)

無翅型@
(2008.12.23)

無翅型A
(2008.12.23)

無翅型と幼虫@
(2008.12.23)

無翅型と幼虫A
(2008.12.27)

アブラナ上のコロニー@
(2010.4.17)

アブラナ上のコロニーA
(2010.4.17)

アブラナ上のコロニーB
(2010.4.17)

有翅型の幼虫
(2008.12.27)

寄主のキャベツ
(2008.12.23)
 
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