ホーム > ハエ目 > ハナアブ科 > ハナアブ亜科
 
オオハナアブ
学名:Phytomia zonata

オオハナアブの♀(2007.2.12)
Data
和名 オオハナアブ
体長 14〜16mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,南西諸島
出現期 4〜12月
花の蜜や花粉
 幼虫は水生で腐食物を食べる。
解説 ハナアブ科の代表種。
“オオ”が付くものの実際にはナミハナアブと体長は変わらず、デブにした感じで、非常に丸っこい体形が印象的なハナアブである。
大きな複眼には迷路のような模様があり、頭部の複眼の間には3つの赤い単眼がある。複眼が互いに接しているのが♂で、離れているのが♀である。
幼虫が水生のため、池や湿地が多い草原でよく見られる。
日本全土に広く分布する。
 
国内に生息するMegaspis属は以下の2種。
和名/学名 分布
オオハナアブ
Phytomia zonata
北海道,本州,四国,九州,対馬,南西諸島
ミナミオオハナアブ
Phytomia errans
沖縄諸島,宮古列島,八重山列島
撮影メモ 2007年3月の石垣島旅行で出会った131種目の生き物。林道に咲いているタチアワユキセンダングサの花に飛んで来た本種を撮影したが、近づくとすぐに逃げてしまった。
 
130種目 131種目 132種目
PHOTO


(2007.3.17 石垣島)

♂@
(2005.10.15)

♂A
(2005.10.15)

花の蜜を吸う本種
非常に丸っこい体形をしているので、他のハナアブと見間違えることはまずない。
(2005.10.15)
 
先頭ページへ