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  マダラサソリの毒
 

管理人による事故事例

マダラサソリの尾節
長いほうが毒針、短いほうが袋刺。
2008年9月18日、私はマダラサソリに刺されました・・・。
毒が弱いらしいし、刺そうともせずいつも逃げる臆病なサソリでしたが、お産した幼生を別の飼育ケースに移す際、不用意に止まり木を掴んだところ、近くにいた母サソリが逃げ際に親指を刺しました。
針を刺した痛みとは明らかに異なる毒による強い痛みでした。痛み自体は10分程で完全に消えたものの、痛みはかなり強く、ジンジンとした強い痛みが5分近く続き、親指は腫れて赤くなりました。
 
下に刺されなかった左親指と刺された右親指の写真を撮影しました。
正直言うと刺されたことより、無理に手首を曲げて一人でこの写真を撮るほうが辛かったです(苦笑)
マダラサソリの累代飼育を続け、多数のF2幼生を得ているところですが、慣れすぎていて絶対に刺さないと思い込んでいまして、幼生を仕分けする為に普通に指で親サソリを退かしたり、仔サソリを手に這わせたりしていました。親しき仲にも礼儀ありってことですね。
油断するとこういった事故が起こりますので、本種であれば一時的な痛みで済みますが、外国産となるともっと強い種もいると思います。飼育されている方もご購入を検討される方も取り扱いには十分にご注意ください。
Before After

正常な親指

マダラサソリに刺された親指
一瞬刺されただけだが、モーレツな痛みが走り、ジンジンと痛みが続くが、10分もすれば痛みは完全に治まる。
毒に関する参考リンク
 
 
 
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