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ヒラセノミゾウムシ
学名:Orchestes dorsoplanatus

ビーティングで得られたヒラセノミゾウムシ(2021.3.20)
Data
和名 ヒラセノミゾウムシ
体長 約3.5mm
分布 本州,佐渡島,伊豆諸島(大島,新島,神津島,八丈島),淡路島,隠岐,四国,九州,対馬,平戸島,下甑島,五島列島,トカラ列島(中之島)
出現期 4〜6月
広葉樹の葉
 幼虫も同様。
解説 ノミゾウムシの一種。
和名の通り背面(上翅)は平ら。体表に明るい褐色の毛が生えており、上翅後方は黒色で2対の棘がある。
前胸背は正中溝があり、両側はやや隆起する。
後脚は発達してジャンプして逃げることができる。
幼虫は葉の中を穿孔して食べる。
海外では台湾,中国に分布している。
国内に生息するOrchestes属のGranulorchestes亜属は本種のみ。
 
トップの写真は3月20日に近所の林道でのビーティングで得られた本種を撮影したもの。花を咲かせていたアケビでのビーティングで得られた。去年の同じ時期に近所の林道でスダジイのビーティングでも得られている。
PHOTO

ビーティングで得られた個体@
アケビにいた。
(2021.3.20)

ビーティングで得られた個体A
(2021.3.20)

ビーティングで得られた個体B
(2021.3.20)

ビーティングで得られた個体C
スダジイにいた。
(2020.3.21)

ビーティングで得られた個体D
スダジイにいた。
(2020.3.21)
 
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