マダラクチカクシゾウムシ

Data

和名

マダラクチカクシゾウムシ

体長

約５.５ｍｍ

分布

北海道，本州，伊豆諸島（三宅島），四国，九州，平戸島，屋久島

出現期

５～６月

餌

各種広葉樹

解説

クチカクシゾウムシの一種。
地色は黒褐色で茶色の鱗片で覆われている。
上翅は黒色の鱗片による斑紋の他、中央付近と後方に白色の鱗片がある。

国内に生息するCryptorhynchus属は基亜属の以下の５種。

和名/学名	分布
マダラクチカクシゾウムシ Cryptorhynchus electus	北海道，本州，伊豆諸島（三宅島），四国，九州，平戸島，屋久島
ハスジクチカクシゾウムシ Cryptorhynchus fasciculatus	奥尻島，本州，佐渡島，四国，九州，請島，沖縄島，石垣島，西表島
ヤナギシリジロゾウムシ Cryptorhynchus lapathi	北海道，本州，佐渡島，隠岐，九州
（和名なし） Cryptorhynchus nigrovariegatus	不明
（和名なし） Cryptorhynchus quercus	不明

トップの写真は５月２７日の夜、近くの山中のクヌギの幹を歩く本種を発見し、撮影したもの。近所のビーティングでは得られているものの活動中の本種を初めて見ることができた。