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マツクチブトキクイゾウムシ
学名:Stenoscelis gracilitarsis

ビーティングで得られた個体(2020.7.18)
Data
和名 マツクチブトキクイゾウムシ
体長 3〜3.5mm
分布 本州,伊豆諸島(三宅島),淡路島,四国,九州,トカラ列島(中之島,悪石島),奄美大島,沖縄島,宮古島
出現期 5〜10月
マツ科(アカマツ,クロマツ)
解説 キクイゾウムシの一種。
全身黒色で触角とフ節のみ赤褐色。
体型は筒状で口吻は太くて短い。
前胸背は多数の点刻がある。
上翅は条溝があり、後方は鋸歯状の小突起がある。
 
国内に生息するクチブトキクイゾウムシ属(Stenoscelis)は基亜属の以下の5種。
和名/学名 分布
イタヤクチブトキクイゾウムシ
Stenoscelis aceri
北海道,本州
(和名なし)
Stenoscelis acutipennis
国後島
スギクチブトキクイゾウムシ
Stenoscelis cryptomeriae
本州
マツクチブトキクイゾウムシ
Stenoscelis gracilitarsis
本州,伊豆諸島(三宅島),淡路島,四国,九州,トカラ列島(中之島,悪石島),奄美大島,沖縄島,宮古島
ケナガクチブトキクイゾウムシ
Stenoscelis longisetosa
北海道,本州,四国
 
写真は7月18日に近所の林道で杉から垂れ下がるテイカカズラの枝をビーティングして得られた本種を撮影したもの。
PHOTO

ビーティングで得られた個体@
(2020.7.18)

ビーティングで得られた個体A
(2020.7.18)
 
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