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ツマグロオオヨコバイ | |
学名:Bothrogonia ferruginea | |
ツマグロオオヨコバイ(2006.8.17) |
Data | |
和名 | ツマグロオオヨコバイ |
体長 | 13mm |
分布 | 本州,四国,九州,対馬,屋久島 |
出現期 | 7〜10月 |
餌 |
草木の汁 幼虫も同様。 |
解説 |
最もありふれたヨコバイの一種。 黄色い体色頭部にに黒い斑点があり、とても印象的な虫である。 庭木などの葉の裏や茎によく付いている。危険を感じると横に歩き、すぐに葉の裏側などに身を隠すことが多いので、ヨコバイ(横這い)の名がある。 本種がいるところには、本種と生態が似ているアオバハゴロモ(Geisha distinctissima)も大抵見つかる。 幼虫はアオバハゴロモに形態は似ているが、白い綿状の分泌物をまったく出さず、やや透明感のある白色〜淡黄色をしているので、すぐに分かる。複眼は白色に中央が黒色をしているので目玉のように見える。 国内に生息するBothrogonia属は本種のみ。 |
PHOTO | |
カクレミノの葉の裏の本種 カクレミノは樹液が吹き出るほど水分が豊富なようで、本種やアオバハゴロモが多く付く。 (2005.9.17) |
幼虫 (2006.8.17) |
ミゾソバの葉の裏にいた終齢幼虫 (2010.8.21) |