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アオバハゴロモ
学名:Geisha distinctissima

アオバハゴロモ(2008.7.26)
Data
和名 アオバハゴロモ
体長 5.5〜7mm
 翅端まで:9〜11mm
分布 本州,小笠原諸島,四国,九州,対馬,屋久島,口永良部島,奄美大島,喜界島,徳之島,沖永良部島,与論島,沖縄島,久米島,座間味島,慶留間島,阿嘉島,与那国島
出現期 7〜10月
草木の汁
 幼虫も同様。
解説 よく木の枝に止まっているセミに近い種類の虫。
木の汁を吸うため、大量に発生すると木が衰えるため、害虫とされている。
掴もうとするとピョンと跳んで逃げてしまう。
 
幼虫は白い綿状の分泌物で、枝と共に覆われることで、目立たなくして外敵から身を守っている。
もっとも、綿状の分泌物は真っ白なので、よく目立つし、植物の外観を損なってしまうため、一層嫌われる原因となっている。幼虫はたまにロウ質白粉を分泌するアブラムシの仲間と間違われることもあるが、本種のように跳んだりしないし、頭部も小さいなど判別は容易である。
この白い分泌物は風に飛ばされ、網戸などに付着して汚してしまう。
国内に生息するGeisha属は本種のみ。
PHOTO

上から見た本種
(2008.7.26)

ヤツデに集まる本種
(2006.9.10)

アオバハゴロモ
幼虫は真っ白だが、成虫は青緑色の翅を持つ。
(2006.8.5)

幼虫@
白い綿状の分泌物で覆われている。
(2006.8.5)

幼虫A
(2006.8.5)

幼虫B
(2006.8.5)

カクレミノの葉の裏にいる幼虫
綿状の分泌物を周りに付けてカモフラージュしている。
(2006.8.6)

カクレミノの茎に群れる幼虫@
(2006.8.5)

カクレミノの茎に群れる幼虫A
(2006.8.5)

カクレミノの茎に群れる幼虫B
上には成虫もいる。
(2006.8.5)
 
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