ホーム
>
カメムシ目
>
ツノゼミ科
Tweet
オビマルツノゼミ
学名:
Gargara katoi
幼虫(2009.5.23)
Data
和名
オビマルツノゼミ
体長
♂:約5.5mm
♀:約6.5mm
分布
本州,九州
出現期
5〜8月
餌
マメ科植物の汁
幼虫も同様。
解説
翅に帯模様のある丸っこいツノゼミ。
よく似た種にイボタマルツノゼミ(
Gargara ligustri
)がいるとされる。
幼虫は腹部背面に斜めの淡褐色の帯がある。
国内に生息する
Gargara
属は以下の11種。
和名/学名
分布
ニトベツノゼミ
Gargara nitobei
本州
カドマルツノゼミ
Gargara anomala
九州
ワキジロマルツノゼミ
Gargara desmodiuma
本州
ハコネマルツノゼミ
Gargara doenitzi
本州,九州
マルツノゼミ
Gargara genistae
北海道,本州,伊豆諸島(八丈島),小笠原諸島,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,喜界島?,徳之島,沖縄島,久米島,座間味島,阿嘉島,慶留間島,屋嘉比島,北大東島,南大東島,宮古島,来間島,石垣島,竹富島,西表島,波照間島,与那国島
ハチジョウマルツノゼミ
Gargara hachijoinsulana
伊豆諸島(八丈島)
イボタマルツノゼミ
Gargara ligustri
本州
オビマルツノゼミ
Gargara katoi
本州,九州
チビマルツノゼミ
Gargara pallida
沖縄島,宮古島,石垣島,西表島,与那国島
ミヤママルツノゼミ
Gargara rhodendrona
北海道,本州
(和名なし)
Gargara parvula
対馬
写真は5月23日に、林縁の幼木の葉の裏にいる幼虫を撮影したもの。ツノゼミの仲間は
トビイロツノゼミ
(
Machaerotypus sibiricus
)しか見たことがなく、恐らく幼虫だろうと紹介していたが、後に実際に飼育までしたことのある知久様よりご指摘を頂き、本種であることが分かった。閲覧者の方々の協力もあり当サイトも少しずつ精度が上がってきていて大変感謝しております。
PHOTO
幼虫@
(2009.5.23)
▲
先頭ページへ