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キイトトンボ
学名:Ceriagrion melanurum

♂(2015.7.20 桶ヶ谷沼)
Data
和名 キイトトンボ
腹長 ♂:26〜33mm
♀:29〜35mm
分布 本州,佐渡島,淡路島,隠岐,四国,九州,対馬,五島列島,甑島列島,種子島,屋久島
出現期 5〜10月
 6〜8月に多い。
小型昆虫
解説 黄色いイトトンボ。
イトトンボの仲間としては大型で、他のイトトンボも食べるほど凶暴な面を持つ。
腹部は鮮明な黄色で、♀では成熟すると腹部が黄緑色になる。
♂の腹部8〜10節の背面は黒色。
 
国内に生息するキイトトンボ属(Ceriagrion)は以下の3種。
和名/学名 分布
キイトトンボ
Ceriagrion melanurum
本州,佐渡島,淡路島,隠岐,四国,九州,対馬,五島列島,甑島列島,種子島,屋久島
ベニイトトンボ
Ceriagrion nipponicum
本州(宮城県以南),四国,九州,五島列島
リュウキュウベニイトトンボ
Ceriagrion auranticum ryukyuanum
九州(南部),天草諸島,甑島列島,大隅諸島,トカラ列島,奄美諸島,沖縄諸島,宮古列島,八重山列島,大東諸島
 
トップの写真は7月20日に桶ヶ谷沼沿いの草むらにいた♂を撮影したもの。♂は鮮やかな黄色でイトトンボとしても大きいこともあり、よく目立った。
複数の本種が体を上下に揺らしながらゆっくりと低空飛行していてイトトンボながら貫禄を感じた。♀は目立たないだけなのか2匹見つけるのがやっとだった。
PHOTO

♂@
(2015.7.20 桶ヶ谷沼)

♂A
(2012.7.4 藺牟田池)

♂B
(2012.7.4 鹿児島県)

♂C
(2012.7.4 藺牟田池)

上から見た♂
(2012.7.4 藺牟田池)

頭部のアップ
(2012.7.4 藺牟田池)


(2015.7.20 桶ヶ谷沼)

捕食中の♀@
(2015.7.20 桶ヶ谷沼)

捕食中の♀A
(2015.7.20 桶ヶ谷沼)
 
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