ホーム > コウチュウ目 > テントウムシ科 > テントウムシ亜科
 
カメノコテントウ
学名:Aiolocaria hexaspilota

アジサイ上の本種(2012.5.1 鹿児島県)
Data
和名 カメノコテントウ
体長 8.0〜11.7mm
分布 北海道,本州,隠岐,四国,九州
出現期 5〜10月
オニクルミ・サワグルミ・エノキ・ヤナギなどに寄生するハムシ類の幼虫を食べる
 幼虫も同様。
解説 大型のテントウムシ。
上翅は黒色に特徴的な赤い斑紋がある。斑紋には個体差があり、稀に完全に黒化した個体も見られる。
成虫・幼虫共にクルミ類やエノキ,ヤナギなどで見られ、クルミ類ではクルミハムシの幼虫を食べる。
国内に生息するカメノコテントウ属(Aiolocaria)は本種のみ。
 
写真は5月1日に鹿児島県で、アジサイに飛来した本種を撮影したもの。地元神奈川県内では一度も見たことがないテントウムシで、子供の頃から一度は見たいテントウムシだったので感激だった。撮影地では珍しくないらしく、幼虫がよく見られた上、オニグルミの幼木と思われる木には、本種の脱皮殻が大量に見られた。
後に神奈川県内の道路沿いのフジ上でも成虫を発見することができた。赤色の淡い個体だった。フジの葉を一枚ずつ順番に歩き回る行動をしていた。
PHOTO

アジサイ上の本種
(2012.5.1 鹿児島県)

フジ上の本種@
(2020.5.22)

フジ上の本種A
(2020.5.22)

フジ上の本種B
(2020.5.22)

幼虫
(2012.5.3 鹿児島県)
 
先頭ページへ