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ベッコウヒラタシデムシ
学名:Necrophila brunnicollis

獣糞に来た本種(2019.7.11 対馬)
Data
和名 ベッコウヒラタシデムシ
体長 約20mm
分布 本州,淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,奄美大島,沖縄島
出現期 4〜10月
小動物などの死骸や糞
 幼虫も同様。
解説 べっ甲のような前胸背をしたシデムシの一種。
シデムシとしては美麗種で前胸背は透明感のある橙赤色をしている。
上翅は黒色で3条の縦隆条がある。
雌雄で上翅の先端の形状が異なり、♂では切断状、♀ではやや角ばる。
国内に生息するNecrophila属のCalosilpha亜属は本種のみ。
 
写真は7月11日の15時半頃、対馬で獣糞に来た本種を撮影したもの。対馬に到着し、ホテルのチェックインまでの暇つぶしに神社の周囲を歩いていたところ、獣糞を見つけしばらくすると本種が現れた。上翅の先端が角ばっていたので♀のようだ。
神奈川県内の写真は5月30日に上流沿いの歩道でカラスの死骸の裏にいた本種を撮影したもの。オオハネカクシも見られた。
PHOTO

獣糞に来た本種@
(2019.7.11 対馬)

獣糞に来た本種A
(2019.7.11 対馬)

獣糞に来た本種B
(2019.7.11 対馬)

カラスの死骸に来た本種
(2021.5.30)
 
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