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ニイニイゼミ
学名:Platypleura kaempferi

ニイニイゼミ(2007.7.28)
Data
和名 ニイニイゼミ
体長 20〜24mm
 翅の先までの場合:35mm
分布 北海道,奥尻島,本州,飛島,粟島,伊豆諸島,佐渡島,能登島,隠岐,淡路島,四国,沖ノ島,九州,筑前(沖ノ島),対馬,壱岐,五島列島,天草諸島,男女群島,甑島列島,家島,大隅諸島,トカラ列島,奄美諸島,沖縄島
出現期 6〜9月
木の汁
 幼虫は地中から木の根の汁を吸う。
解説 斑模様の翅を持つ小型のセミ。
夏に鳴く他のセミよりも早く活動を開始し、初夏一番早くチーチーと高い声で鳴き出す。
卵の期間は40〜50日ほど。
ニイニイゼミの仲間の幼虫は体表に泥を付けているが、その理由はまだよく分かっていない。
 
日本に生息するPlatypleura属の仲間は以下の5種。
和名/学名 分布
ニイニイゼミ
Platypleura kaempferi
北海道,奥尻島,本州,飛島,粟島,伊豆諸島,佐渡島,能登島,隠岐,淡路島,四国,沖ノ島,九州,筑前(沖ノ島),対馬,壱岐,五島列島,天草諸島,男女群島,甑島列島,家島,大隅諸島,トカラ列島,奄美諸島,沖縄島
クロイワニイニイ
Platypleura kuroiwae
奄美大島,沖縄諸島
ミヤコニイニイ
Platypleura miyakona
宮古諸島
ヤエヤマニイニイ
Platypleura yayeyamana
八重山諸島
イシガキニイニイ
Platypleura albivannata
石垣島
 
写真は8月14日にサクラの木に止まっていた本種を見つけ、撮影したもの。特にサクラの木に多い気がする。
PHOTO

サクラに止まる本種@
(2007.7.28)

サクラに止まる本種A
(2007.7.28)

サクラに止まる本種B
(2007.7.28)

鳴いている最中の♂
腹部を活発に伸縮して鳴いていた。
(2006.8.14)


♂は♀の近くで活発に鳴いていた。
(2006.8.14)

サクラに止まる本種C
(2006.7.29)

後翅
羽化して間もないのか翅をばたつかせるだけで飛べないものがいた。
後翅は黒いのが分かる。
(2006.7.29)

抜け殻
泥が付いているのが本種の特徴。
(2006.7.15)
 
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