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イワサキクサゼミ
学名:Magannia minuta

サトウキビ畑沿いで鳴いている♂(2018.3.23 西表島)
Data
和名 イワサキクサゼミ
体長 12〜17mm
分布 沖縄島(南部),久高島,先島諸島
出現期 4〜7月
サトウキビを初めとするイネ科植物の汁
解説 草の汁を吸う日本最小のセミ。
サトウキビの葉上などで高い声でジーと鳴く。
翅脈は緑色〜黄緑色をしている。
撮影メモ 2007年7月に石垣島旅行で撮影。盛んに高い声で鳴いているのでキリギリスの仲間の声かと思って近くを探してみると本種を発見した。炎天下での撮影のため、翅脈は黄色く写ってしまったようだが、本来は緑色をしているようだ。近づくとすぐに飛び去ってしまった。
 
31種目 32種目 33種目
 最初の撮影から11年後の2018年3月に西表島に訪れたところ、サトウキビ畑沿いの草の葉で鳴いている♂を発見した。昨日までは非常に気温が低下して虫も少なかったが、この日はようやく20度を超える陽気となったのが良かったようだ。本種の出現期としてはかなり早く、広いサトウキビ畑の中でも2匹の鳴き声しか確認できなかった。
さほど警戒心が強くないようで、近づいても少し鳴き止む程度でしばらくするとまたジーーーと鳴き始め、小刻みにジッジッジッと鳴きながら場所を変えてはまたジーーーと鳴いていた。
PHOTO

サトウキビ畑沿いで鳴いている♂@
(2018.3.23 西表島)

サトウキビ畑沿いで鳴いている♂A
(2018.3.23 西表島)

サトウキビ畑沿いで鳴いている♂B
(2018.3.23 西表島)

サトウキビ畑沿いで鳴いている♂C
(2018.3.23 西表島)

道路沿いの日当たりの良い草の葉上で鳴いている♂
(2007.7.18 石垣島)
 
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