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イワサキゼミ
学名:Meimuna iwasakii

鳴いている♂(2017.10.15 西表島)
Data
和名 イワサキゼミ
体長 28〜36mm
分布 石垣島,西表島,黒島,小浜島
出現期 7〜12月
木の汁
 幼虫は地中から木の根の汁を吸う。
解説 石垣島と西表島に生息するセミの一種。
生息地ではごく普通に見られ、ジジジジジ、カンカラカラ・・・と特徴的な声で鳴く。
海外では台湾に分布している。
 
写真は10月15日に西表島で撮影したもの。朝初めてアダンで鳴いている♂を見つけ撮影していると突然土砂降りのスコールで酷い目に遭ってしまった。再普通種のようで日中は本種の鳴き声ばかりだったが、夕方3時半を過ぎたくらいから別のセミがギーーーケンケンケンケンという聞きなれない変わった声で盛んに鳴き出し、調べてみるとタイワンヒグラシ(Pomponia linearis)だった。
夜間のライトトラップでは♀が飛来した。♀は産卵管が見えるため、腹面を見なくても判別できるようだ。
PHOTO

アダンの木で鳴いている♂
(2017.10.15 西表島)

鳴いている♂@
(2017.10.15 西表島)

鳴いている♂A
(2017.10.15 西表島)

木の汁を吸う♀@
(2018.10.30 西表島)

木の汁を吸う♀A
(2018.10.30 西表島)

木の汁を吸う♀B
(2018.10.30 西表島)

ライトトラップに飛来した♀
(2017.10.16 西表島)
 
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