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ハルゼミ
学名:Terpnosia vacua

マツ上で鳴く♂(2023.5.1)
Data
和名 ハルゼミ
体長 ♂:28〜32mm
♀:23〜25mm

 翅の先までの場合:♂:35〜37mm,♀:30〜35mm
分布 本州,伊豆諸島(神津島),淡路島,四国,九州,五島列島,天草諸島群島,甑島列島
出現期 4〜5月
アカマツ,クロマツの汁
 幼虫は地中から木の根の汁を吸う。
解説 春に出現する小型のセミ。
体色は黒色で腹面は白い。
鳴き声はミンミンゼミにやや似ており、ムゼームゼーと鳴く。
環境の変化に弱く、限られた松林に局所的に分布している。
 
国内に生息するハルゼミ属(Terpnosia)は以下の2種。
和名/学名 分布
ハルゼミ
Terpnosia vacua
本州,伊豆諸島(神津島),淡路島,四国,九州,五島列島,天草諸島群島,甑島列島
エゾハルゼミ
Terpnosia nigricosta
国後島,北海道,礼文島,利尻島,焼尻島,奥尻島,本州,佐渡島,四国,九州
 
写真は5月1日にマツの枝で鳴いていた♂を撮影したもの。かなりの合唱が聞こえていたが高い位置におり、尚且つ見えない場所で鳴いているようでようやく見つけた1匹もすぐに見えなくなってしまった。鮮明な写真が撮れなかったのでページ下部に合唱の動画も載せておく。
PHOTO

マツ上で鳴く♂@
(2023.5.1)

マツ上で鳴く♂A
(2023.5.1)

マツ上で鳴く♂B
(2023.5.1)

アカマツ上の抜け殻@
(2016.5.28)

アカマツ上の抜け殻B
(2016.5.28)

アカマツ上の抜け殻C
(2016.5.28)

アカマツ上の抜け殻D
(2016.5.28)

アカマツ上の抜け殻E
(2016.5.28)
MOVIE
 
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