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アブラゼミ | |
学名:Graptopsaltria nigrofuscata | |
![]() アブラゼミ(2004.8.11) |
Data | |
和名 | アブラゼミ |
体長 | 36〜38mm 翅の先までの場合:60mm |
分布 | 日本全土 |
出現期 | 7〜9月 |
餌 |
木の汁 幼虫は地中から木の根の汁を吸う。 |
解説 |
全国で最も普通に見られるゼミ。 夏場にジリジリ・・・とよく鳴く。 卵の期間は長く孵化まで300日ほど掛かる。 通常、どこにでもよく見られる最もありふれたセミだが、乾燥に弱いらしく、水不足だった年は自宅周辺にはミンミンゼミ(Oncotympana maculaticollis)だらけで本種がほとんど見られなかった。しかし、多摩川周辺に行って見ると、たくさんの本種が近くの木に止まって騒がしく鳴いていた。このことからもミンミンゼミは乾燥に強く、アブラゼミが乾燥に弱いということが分かる。 本種のように翅に色が付いているセミは世界的に見て珍しい種類とされている。 |
PHOTO | |
![]() 横から見た本種@ (2006.8.18) |
![]() 横から見た本種A (2006.8.18) |
![]() アブラゼミ@ (2006.8.18) |
![]() アブラゼミA (2006.8.18) |
![]() ケヤキ上の本種 (2004.8.11) |
![]() アブラゼミB (2006.8.5) |
![]() 抜け殻@ (2006.8.5) |
![]() 抜け殻A (2006.8.5) |
![]() アブラゼミの触角 第3の節が第2の節よりも1.5倍ほど長い。 (2006.8.6) |
![]() ミンミンゼミの抜け殻の触角 触角の第3節が急に細くなっているのが分かる。 (2006.8.6) |