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アシナガオトシブミ
学名:Phialodes rufipennis

♂(2009.4.18)
Data
和名 アシナガオトシブミ
体長 約9mm
分布 本州,淡路島,隠岐,四国,九州
出現期 4〜8月
クヌギ,ナラなどの葉
 幼虫は親が葉を巻いて作った揺らんで育つ。
解説 赤色の大型のオトシブミ。
上翅は橙赤色で、前胸背も通常黒色だが、橙赤色の個体も見られ、ab. hilleriとされる。
♂は♀に比べ頭吻が細長く、触角も長い。
国内に生息するアシナガオトシブミ属(Phialodes)は基亜種の本種のみ。
 
写真は4月18日に木の葉上にいた本種が飛翔するところを採集して撮影したもの。近所の林道でスダジイのビーティングで♀も撮影している。身近で見られる個体は前胸背も橙赤色をしている個体が多いが、4月19日にはコナラの葉で揺らんを作成中の前胸背が黒色の個体も見ることができた。
PHOTO

木の葉上にいた♂
(2009.4.18)

コナラの葉上の♀@
揺らんを作成していた。
(2023.4.19)

コナラの葉上の♀A
(2023.4.19)

ビーティングで得られた♀@
スダジイにいた。
(2020.4.16)

ビーティングで得られた♀A
(2020.4.16)
 
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