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コアオマイマイカブリ
学名:Carabus blaptoides babaianus

夜間、林縁を徘徊する本種(2017.8.12 新潟県)
Data
和名 コアオマイマイカブリ
体長 28.5〜43mm
分布 本州(山形県,宮城県,新潟県,長野県)
出現期 4〜10月
カタツムリ,ナメクジ,ミミズなど
解説 カタツムリを食べる大型の甲虫。
成虫・幼虫共にカタツムリに頭を突っ込み、捕食する。
カタツムリ類を主食とするが、他の虫やミミズなども捕食する。
マイマイカブリの仲間は全国に広く分布するが、翅が退化して飛べないために地域によって遺伝的に特化し、現在国内で7亜種に分けられている。
本亜種では、頭部と前胸背板に青紫色〜緑色の光沢がある。
上翅は黒色で光沢がない。
 
日本に生息するマイマイカブリの仲間は以下の7亜種に分けられている。
和名/学名 分布
エゾマイマイカブリ
Carabus blaptoides rugipennis
北海道,国後島
キタマイマイカブリ
Carabus blaptoides viridipennis
本州(青森県,岩手県,秋田県)
コアオマイマイカブリ
Carabus blaptoides babaianus
本州(山形県,宮城県,新潟県,長野県)
サドマイマイカブリ
Carabus blaptoides capito
佐渡
アオマイマイカブリ
Carabus blaptoides fortunei
本州(山形県西部),粟島
ヒメマイマイカブリ
Carabus blaptoides oxuroides
本州(関東・中部地方)
マイマイカブリ
Carabus blaptoides blaptoides
本州(南部),四国,九州,屋久島
 
写真は8月12日の夜、新潟県の標高200m付近の林縁に設置したライトトラップの周囲を徘徊していた本種を撮影したもの。翌年の4月30日に同じ場所で幼虫も見られた。
PHOTO

本種のアップ
トップの写真をトリミングしたもの。
(2017.8.12 新潟県)

夜間、林縁を徘徊していた本種@
(2017.8.12 新潟県)

夜間、林縁を徘徊していた本種A
(2017.8.12 新潟県)

夜間、林縁を徘徊していた本種B
(2017.8.12 新潟県)

夜間、林縁を徘徊していた本種C
体長は42mmだった。
(2017.8.12 新潟県)

夜間、林縁を徘徊していた幼虫
(2018.4.30 新潟県)
 
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