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トゲナナフシ
学名:Neohirasea japonica

庭にいた個体(2005.10.23)
Data
和名 トゲナナフシ
 別名:トゲナナフシモドキ
体長 57〜75mm
分布 本州,伊豆諸島,四国,九州,南西諸島
出現期 6〜11月
ヤツデ・バラ・アザミなどの葉
解説 擬態(ぎたい)する昆虫の代表的な昆虫で、木の枝そっくりの姿をしている。
大型のナナフシで体色は茶色、名前の通りトゲがある。
稀に緑色型が発生する。
トゲのある木の枝そっくりで、食べる葉もトゲを持った植物が多いようである。
ナナフシの仲間は木の枝に擬態するだけではなく、卵も植物の種そっくりに擬態しており、驚かされる。
本種はほぼすべて♀で単為生殖するらしい。
飼育下では毎日卵を産み落とし、1匹だけで100個以上産卵を確認した。
恐らく卵の状態で越冬するものと思われる。
国内に生息するトゲナナフシ属(Neohirasea)は本種のみ。
 
トップの写真は10月23日に庭にいた本種を撮影したもの。幼虫の写真は4月22日の夜、近くの森林内の切られたサクラから出ていた新芽に止まっていたもの。ナナフシの幼虫はサクラの葉や枝でたくさん見つかるが本種は保護色効果が高いのかあまり目にしない。
8月13日に八丈島で緑色型を発見した。八丈島では本種の個体数は非常に多くよく見かけるが緑色型を見るのはこれが初めてだった。
PHOTO

緑色型@
(2018.8.13 八丈島)

緑色型A
(2018.8.13 八丈島)

褐色型と緑色型
(2018.8.13 八丈島)

木に止まる本種
(2005.10.29)

本種のアップ
(2005.10.29)

草陰に隠れていた本種@
近くにヤツデがあり、日中は草陰に身を潜め、夜にヤツデを食べているようである。
(2005.11.1)

草陰に隠れていた本種A
触ると尻部を持ち上げた。威嚇の効果があるのかもしれない。
(2005.11.1)

擬態する本種
前脚を伸ばして木の枝そっくりに擬態する。
(2003.11.24)

上から見た本種
茶色なので、木の幹に溶け込み発見されずらい。
(2005.8.9)

歩本種
動きは非常にのろく、普段はじっとしている。
恐らく夜間、活発に食べているのだろう。
(2005.8.9)

庭にいた個体
(2007.10.11)

幼虫
(2018.4.22)

卵@
まるで植物の種の様。
地面に産み落とすので、自然界では見つけるのは困難である。
(2005.9.2)

卵A
トゲナナフシは単為生殖(すべて♀)なので飼育すると必ず産卵させることができる。毎日産卵するため、多数の卵が得られる。
(2005.10.20)
 
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