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オキナワオオミズスマシ(琉球亜種)
学名:Dineutus mellyi insularis

屋外の水槽にいた本種(2013.5.1 沖縄県国頭郡)
Data
和名 オキナワオオミズスマシ(琉球亜種)
体長 15〜20mm
分布 トカラ列島(宝島),徳之島,沖永良部島,沖縄島,石垣島,西表島,与那国島
出現期 4〜10月
昆虫
解説 大型のミズスマシ。
体色は銅色の光沢がある黒色。
手で掴むと柑橘系に似た匂いを出すとされている。
流れの緩やかな水域や止水域に生息している。
与那国島に生息している個体も本種であるが、体形が更に丸みを帯び体高があるという相違点から基亜種とされており和名も本亜種と区別する為、タイワンオオミズスマシと呼ばれることもある。
 
国内に生息するオオミズスマシ属(Dineutus)は以下の2亜属3種(1亜種)。
和名/学名 分布
オキナワオオミズスマシ
D.(Dineutus) m. mellyi
与那国島
オキナワオオミズスマシ(琉球亜種)
D.(Dineutus) m. insularis
トカラ列島(宝島),徳之島,沖永良部島,沖縄島,石垣島,西表島
オオミズスマシ
D.(Ciclous) orientalis
北海道,本州,伊豆諸島(青島),淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,種子島,奄美大島,徳之島,沖永良部島,与論島,沖縄島,伊平屋島,伊是名島,宮古島,石垣島,西表島,与那国島,南大東島,北大東島
ツマキレオオミズスマシ
D.(Ciclous) australis tokunoshimanus
トカラ列島(中之島,宝島),奄美大島,徳之島,沖永良部島,与論島,沖縄島,阿嘉島,宮古島,石垣島,西表島,与那国島
 
写真は5月1日の夜、屋外に放置され浮葉性の水草などが繁茂っている水槽にいた本種を撮影したもの。
PHOTO

屋外の水槽にいた本種
(2013.5.1 沖縄県国頭郡)
 
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