ブルマイスターツヤクワガタ | |
学名:Odontolabis burmeisteri | |
中歯型の♂82mm(2022/6/9 南インド産/CBF1) |
Data | |
和名 | ブルマイスターツヤクワガタ 別名:ブルメイスターツヤクワガタ |
体長 | ♂:57.1〜105.0mm ※ 飼育個体のギネスサイズは109.2mm ♀:38.7〜54.0mm |
分布 | 南インド |
餌 | 樹液 幼虫は発酵が進んだマットを食べる。 |
飼育難易度 | 簡単 ★★☆☆☆ 困難 |
解説 | 南インドに生息するツヤクワガタの一種。 100mmを超えるツヤクワガタとして大変人気がある。 長歯型の大アゴは比較的真っすぐに伸び、大きい内歯が中央付近に位置する。上翅は淡黄色で中央はY字状に黒色部がある。 同一の産地に本種よりやや小型のベルシコロールツヤクワガタ(以下ベルシコ)が生息しているが、発生時期が異なりベルシコが雨季の7〜8月頃なのに対し、本種は雨季が終わった9〜10月に発生する。 流通量は非常に少ないが、飼育が容易であることからブリード個体が多く出回っている。 飼育記録については以下に飼育メモとして記載していきたい。 |
飼育メモ |
2022年3月18日 '22/2/19にヤフオクで別血統未使用ペアとして新成虫ペアを落札し、2/23に到着したのだが、この時期に大分県から神奈川県へは2日掛かり、寒さに耐えられなかったようでしばらくは生きていたものの回復せずに、2週間程で死亡してしまった。 再チャレンジとして、新たに新成虫ペアを落札した。出品数はそこそこあるもののやはり2ペアとなると合計3万円とかなり痛い出費であった。 続きを表示3月20日 新成虫ペアが到着した。CBF1で2/5に掘り出した個体とのこと。撮影後、コバエシャッター小に入れて後食を待つことにした。 飼育は容易らしいので、長歯型を目指したい。 ♂が後食を開始した。♀もマット上に出てきていたのでゼリーをセットした。数時間後に見たら♀もゼリーを食べ始めた。 1ヶ月間成熟させた後にペアリングさせたいと思う。 ♀は後食を開始して以来、休まずにゼリーに食いつきっぱなしの状態が続いている。昨日の時点でほぼ空になっても移動しないので、そのまま皿木に新しいゼリーを追加したらそのゼリーもずっと食べ続けている状態である。♂は少し食べただけであまり活動せずほとんど休んでいる。 ここ数日、雌雄共に活発になっており、目の前で交尾させようと試したものの警戒して交尾に至らなかったので、夜に♀を一時的に同居させて数時間チェックしてみるとようやく交尾に至った。 明日仕事の合間をみて産卵用ケースをセットしたい。 コバエシャッター大を使用し、産卵用ケースをセットした。 マットはフォーテックのカブト1番(以下カブト1番)と、リーフの「昆虫マット B5 クワガタ用発酵マット 無添加 微粒子 完熟 ハイグレード」(以下無Hマット)、ツヤクワ系の使用済みマットを混ぜたものを使用した。 今のところ、♀はマット上を歩き回ったり休んだりしてマットに潜る気配がない。新しい環境に落ち着くまで待つしかなさそう。 状況が変わらないので産卵用ケースの底面を触ってみるとかなり熱を持っており、マットが再発酵しているようだった。 多少赤枯れを混ぜて水分を再調整して、発酵が治まるのを待つことにした。 |