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クルビデンスオオクワガタ
学名:Dorcus curvidens curvidens

♂77.5mm(2023/11/11 インド産/CBF2)
Data
和名 クルビデンスオオクワガタ
体長 ♂:30〜81.5mm
♀:27.6〜45mm
分布 ネパール,ブータン,インド北東部,ミャンマー北部,タイ北部,ラオス,ベトナム北部,カンボジア,中国(チベット自治区南東部,雲南省,広西壮族自治区,海南島)
樹液
寿命 3〜5年
飼育難易度 簡単 ★★☆☆☆ 困難
解説 インドやインドシナ半島に分布する外国産オオクワガタ。
国産オオクワガタとよく似ているが、本種のほうが艶があり、大アゴの内歯も大きい。
以前は国産オオクワガタも本種の1亜種にされていたほど近縁な種で、体長も大差がない。
 
本種は以下の2亜種に分けられている。
亜種区分/学名 分布
基亜種
Dorcus curvidens curvidens
ネパール,ブータン,インド北東部,ミャンマー北部,タイ北部,ラオス,ベトナム北部,カンボジア,中国(チベット自治区南東部,雲南省,広西壮族自治区,海南島)
ベトナム南部亜種
Dorcus curvidens babai
ベトナム南部
 
トップの写真は7月30日にヤフオクで購入したインド ガントク産の♂を撮影したもの。最近飼育しているクワガタがツヤクワガタとノコギリクワガタに偏り過ぎていることもあり、長い期間飼育していなかったオオクワガタも飼育したいと思い、オオクワガタの中でも大アゴの形状が自分好みの本種を選んでみた。
飼育記録については以下に飼育メモとして記載していきたい。
飼育メモ 2022年7月24日
インド産クルビデンスオオクワガタの♂1・♀2の新成虫トリオを落札した。
オオクワ系は相当ブランクがあるが、当時は菌糸ビン飼育が前提のクワガタはお金がかかることがあり、敬遠しがちであったが、やはりオオクワはクワガタ界の主役的存在であり、改めて飼育したいと思っていた。ただ、国産オオクワより光沢が強く内歯が大きいインド産の本種に魅力を感じたため、選んだ次第である。

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7月30日
新成虫トリオが到着した。インド ガントク産のCBF1、♂76.5mm(2022.5月上羽化)/♀46.4mm,46mm(2022.5月中羽化)で後食未との事。
まずは♂はコバエシャッター小、♀はプラケースミニに入れて、後食を待つことにした。オオクワということで寿命が長いと思われるのでじっくり成熟を待ち、来年産卵できればと思っている。
以後、♀46mmをAライン、♀46.4mmをBラインとする。
 
7月31日
未明まで♂が活発に活動していたようなので、ゼリーを与えてみたところ、よく食べていた。既に後食は開始していたようだ。
 
8月5日
♀2匹も後食を開始した。
 
10月2日
♀のものすごい食欲が治まったようで、ゼリーの減りが遅くなって落ち着いたように思えたため、成熟したと判断し、ペアリングの準備をすることにした。
産卵用ケースにまず♂だけ入れて落ち着かせることにした。ケースはコバエシャッター中を使用し、マット産みではないので、キンオニクワガタの産卵に使用した使用済みマットを入れてカワラ材1本を半分埋めてセットした。
 
10月4日
♂が落ち着いたと思うので、Aラインの♀を入れた。
♀殺しが怖いので、頻繁にチェックしたいと思う。
 
10月6日
産卵用ケースのゼリーが減っていたので取り替えようとしたところ、産卵木の下でゴトゴト音を立てていたので見てみると雌雄一緒にいたのでペアリングが済んでいると判断し、♂を隔離した。
 
10月23日
Bラインもペアリングさせたいので、2つめの産卵用ケースを同じ内容でセットし、まず♂だけ入れて落ち着かせることにした。今回使用するカワラ材は購入からかなり年月が経ってしまったことで、発生していたキノコに養分を取られてややスカスカ気味となってしまっている。
 
10月26日
Bラインの♀を♂のいる産卵用ケースに入れた。
 
11月13日
Aラインの産卵状況を確認することにした。産卵木は♀によって穴だらけになっており、♀はその中に入っていた。
表面の材を少し割ってみると1齢幼虫が顔を出した。割った破片からも1齢幼虫が出てきてとりあえずこの2頭をプリンカップで個別管理し、材割りは菌糸ビンを購入してから行うことにした。
幼虫の保護のため、産卵木は取り替えたいが、♀が出てこないので日を改めて交換したい。
夜、♀が出ていたので産卵木を取り換えた。
 
11月14日
菌糸ビンを購入した。今回はフォーテックのG-POT(850cc)を15本購入してみた。有名な菌糸ビンではあるが使うのは初めてである。
早速昨日割り出した2頭を入れてみた。
 
11月16日
保管中の産卵木をまた少し割り出してみたところ、1齢幼虫2頭と卵も出てきた。2頭は菌糸ビン、卵はプリンカップで管理することにした。
まだ産卵木に複数幼虫がいると思われるので、残りも時間がある時に少しずつ割り出していく予定。
 
11月17日
今日も保管中の産卵木を少し割り出しし、1齢幼虫5頭と卵3個が採れた。
 
2023年1月3日
現在、♀2匹共に産卵木に産卵痕というより大穴を開けて多数産卵しているようだ。
保管中の産卵木を入れたケースは底面から複数の幼虫が見えるようになっているので、確認したところ既に産卵木は幼虫によってマット状になって原形を留めていなかった。得られた幼虫は3齢幼虫4頭、2齢幼虫9頭、1齢幼虫1頭の計14頭だった。菌糸ビンは残り6本しかないので、1齢幼虫1頭と2齢幼虫5頭をセットし、残り8頭は飼育スペース的にも限界が来ているのでヤフオクに出品することにした。
 
4月1日
食痕の目立つ菌糸ビン10本について、菌糸ビンの交換をすることにした。
菌糸ビンの中にいるため、幼虫の雌雄や大きさが分からないので菌糸ビンのサイズは適当に1500cc2本、1200cc1本、900cc3本、850cc4本の計10本を購入し、大きい順に入れることにした。幼虫はかなり成熟が進んでいるようで大きさから♀と思われる幼虫でも♀斑があまり確認できなかった。
 
11月2日
しばらく飼育記録をさぼってしまったが、8/28に既に菌糸ビン内で羽化した成虫が菌糸ビンの蓋を食い破って出てきてしまい、10月中旬までにほとんどの成虫を取り出して個別飼育している。菌糸ビンの2回目の交換以来ほったらかしにしており、どの菌糸ビンも食い尽くされてスカスカな状態となっていたので期待はしていなかったというより、飽きが来てしまっている状況ではあるが♂では小さくても60mm、最大個体では上翅にディンプルがあるものの77mmというまずまずの結果が得られた。
ただ、本種の飼育は長寿の上に産卵数が多く、とても飼育しきれない状態で、新成虫にしても♀であっても1日で16gのゼリーを空にしてしまい、殖やさないにしても飼い切れないので近々販売したい。
オオクワガタが珍品であった頃ならまだしも、容易に手に入る昨今ではギネスを狙うという目的がないとモチベーションが続かないので、当面はオオクワ系の飼育は自粛したい。
PHOTO

♂77.5mm
(2023/11/11 インド産/CBF2)

♂72mm@
(2023/11/2 インド産/CBF2)

♂77mmA
(2023/11/2 インド産/CBF2)

♂72mmB
(2023/11/2 インド産/CBF2)

♂70.5mm@
(2023/11/2 インド産/CBF2)

♂70.5mmA
(2023/11/2 インド産/CBF2)

♂77mm
(2023/11/2 インド産/CBF2)

♂60mm@
(2023/9/3 インド産/CBF2)

♂60mmA
(2023/9/3 インド産/CBF2)

♂76.5mm@
(2022/10/2 インド産/CBF1)

♂76.5mmA
(2022/10/2 インド産/CBF1)

♂76.5mmB
(2022/10/2 インド産/CBF1)

♂76.5mmC
(2022/7/30 インド産/CBF1)

♂76.5mmD
(2022/7/30 インド産/CBF1)

♂76.5mmA
(2022/7/30 インド産/CBF1)

♂47mm
(2023/9/3 インド産/CBF2)

♂46mm
(2023/9/3 インド産/CBF2)

♂44.8mm
(2023/12/3 インド産/CBF2)

♀46.4mm
(2022/7/30 インド産/CBF1)

♀46.0mm
(2022/7/30 インド産/CBF1)

ペアリング兼産卵用ケース
(2022/10/2 インド産/CBF1)

卵@
(2022/11/16 インド産/CBF2)

卵A
(2022/11/16 インド産/CBF2)

卵B
(2022/11/16 インド産/CBF2)

産卵木から出てきた1齢幼虫(右)と♀(左奥)
(2022/11/13 インド産/CBF2)

1齢幼虫@
(2022/11/13 インド産/CBF1)

1齢幼虫A
(2022/11/13 インド産/CBF1)

2齢幼虫@
(2023/1/3 インド産/CBF2)

2齢幼虫A
(2023/1/3 インド産/CBF2)

3齢初期の幼虫
(2023/1/3 インド産/CBF2)

3齢幼虫@
(2023/1/3 インド産/CBF2)

3齢幼虫A
(2023/1/3 インド産/CBF2)

3齢幼虫B
(2023/1/3 インド産/CBF2)

2・3齢幼虫
(2023/1/3 インド産/CBF2)

♂の3齢幼虫@
(2023/4/1 インド産/CBF2)

♂の3齢幼虫A
(2023/4/1 インド産/CBF2)

♂の3齢幼虫B
(2023/4/1 インド産/CBF2)

♀の3齢幼虫@
(2023/4/1 インド産/CBF2)

♀の3齢幼虫A
(2023/4/1 インド産/CBF2)
 
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