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ヒメオオクワガタ
学名:Dorcus montivagus montivagus

ヒメオオクワガタの小型♂32mm(福島県檜枝岐村産)
Data
和名 ヒメオオクワガタ
体長 ♂:29〜58mm
♀:26〜42mm
分布 北海道,本州,四国;朝鮮半島〜中国北部
出現期 6〜10月  8〜9月に多い。
主にブナ科のヤナギやミズナラなどの樹液  細い枝に掴まっていることが多い。
寿命 1〜2年
飼育  産卵
材産み。
 幼虫
不明だが、多分菌糸ビンよりも水分多めのマット飼育がよさそう。
 成虫飼育
大人しく♀殺しはまずない。特に暑さに弱いので、25℃以下にするとよいと思う。
飼育難易度 簡単 ★★★★★ 困難
 産卵させるのが難しい。幼虫飼育も低温管理する必要がある。
解説 山地性の中型のクワガタ。
大アゴはオオクワガタDorcus hopei binodulosus)に似ているが別種。
標高800m以上にいる山地性のクワガタで、8〜9月頃活動し、昼間にヤナギに集まる。
よくヤナギの細い枝に付いていて、♀が枝に傷をつけて出てきた樹液を♂♀がなめる。
細い枝につかまりやすいように、脚はかなり長くなっている。
飼育はかなり難しいようだ。
 
本種には以下の2亜種がいる。
キュウシュウヒメオオクワガタ(Dorcus montivagus adachii)は本種と似ているが、本種では体の表面に弱い光沢があるが、キュウシュウヒメオオクワガタではツヤ消し状で、最大で48mmとあまり大きくならない。
 
学名 和名 分布
Dorcus montivagus montivagus ヒメオオクワガタ 北海道,本州,四国
Dorcus montivagus adachii キュウシュウヒメオオクワガタ 九州
関連リンク  ヒメオオクワガタ飼育記
 ヒメオオクワガタ写真集
PHOTO

小型♂32mm(福島県檜枝岐村産)

♀32.5mm(福島県檜枝岐村産)
 
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