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トリノフンダマシ
学名:Cyrtarachne bufo

トリノフンダマシ(2006.9.22)
Data
和名 トリノフンダマシ
体長 ♂:1〜2mm
♀:約10mm
分布 本州,四国,九州,男女群島,甑島列島,大隅諸島
出現期 6〜9月
昆虫
解説 鳥の糞に擬態したクモ。
腹部はツヤがあり、鳥の糞のようにベトっとした質感があるかのように見える。
腹部左右にオレンジ色の大きな目玉模様がある。
オオトリノフンダマシに似るが、オオトリノフンダマシは黄色っぽいのに対し、本種は白い。更に本種では目玉模様の周りに暗褐色の輪はない。
 
国内に生息するトリノフンダマシ属(Cyrtarachne)は以下の4種。
和名/学名 分布
オオトリノフンダマシ
Cyrtarachne inaequalis
本州,四国,九州,男女群島,甑島列島,大隅諸島,奄美諸島,沖縄諸島
トリノフンダマシ
Cyrtarachne bufo
本州,四国,九州,男女群島,甑島列島,大隅諸島
アカイロトリノフンダマシ
Cyrtarachne yunoharuensis
本州,四国,九州,男女群島,甑島列島,大隅諸島
シロオビトリノフンダマシ
Cyrtarachne nagasakiensis
本州,伊豆諸島,四国,九州,男女群島,甑島列島,大隅諸島,トカラ列島,奄美諸島,沖縄諸島,八重山列島
 
写真は9月22日にクワの葉の裏に付いていた本種を撮影したもの。
台風が近づいているため風が強く、撮影は難しかったが三脚で風が止んだ瞬間を捉え何度も撮影し、やっとブレない写真を撮影することができた。近くには吊るされた褐色の卵のうがあった。
PHOTO

♀@
クワの葉の裏に隠れていた。
(2006.9.22)

♀A
(2006.9.22)

卵のう
(2006.9.22)
 
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