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マダラヒメグモ
学名:Steatoda triangulosa

生き餌管理用のケース内にいた個体(2007.12.29)
Data
和名 マダラヒメグモ
体長 ♂:3.5〜4.5mm
♀:3.5〜6.5mm
分布 本州,四国,九州
出現期 一年中
小型昆虫
解説 ヒメグモの一種。
腹部は卵型で腹部背面は白色で角ばった赤褐色の斑紋が縦に並ぶ。
屋内性で不規則網の巣を作成する。
本種は外来種でヨーロッパ・南ロシア・中国・北アメリカなどに広く分布しているが日本には1982年に荷物に紛れて入ってきたとされる。
 
国内に生息するカガリグモ属(Steatoda)は以下の5種。
和名/学名 分布
ハンゲツオスナキグモ
Steatoda cingulata
北海道,本州,四国,九州,南西諸島
ゴマダラヒメグモ
Steatoda albomaculata
北海道,本州
シロホシヒメグモ
Steatoda grossa
本州,四国,九州
ナナホシヒメグモ
Steatoda erigoniformis
北海道(奥尻島),本州,四国,九州,南西諸島
マダラヒメグモ
Steatoda triangulosa
本州,四国,九州
 
写真は12月29日にサソリの生き餌用に管理していたヨーロッパイエコオロギの幼虫のケース内にいた本種を撮影したもの。非常に古い写真ではあるが、八重山特集でサソリのサムネイル画像を作成していてふと当時同定できていなかった本種を思い出し、紹介することにした。
生き餌は購入時に卵用の紙製のケースと共に送られてくるがこれらのケースに紛れて入り込んだようだ。日本に来たのも同じようにして外来種として入り込んできたと知り納得した。
PHOTO

生き餌管理用ケースにいた個体@
サソリ用にヨーロッパイエコオロギの幼虫を管理していたケース内にいた。
(2007.12.29)

生き餌管理用ケースにいた個体A
(2007.12.29)
 
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