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ダニグモ | |
学名:Gamasomorpha cataphracta | |
![]() ダニグモ(2008.2.23) |
Data | |
和名 | ダニグモ |
体長 | 2〜3mm |
分布 | 本州,四国,九州 |
出現期 | 4〜6月 |
餌 | 小さい虫 |
解説 |
硬いキチン板で覆われた小型のクモ。 スギやヒノキの樹皮裏に袋状住居を作る。 扁平な体形をしており、頭胸部と腹部は上下共にキチン板で保護されて、樹皮裏での生活に適応している。 ダニと言っても、姿はダニ目の仲間には似ていないので、恐らくトゲダニ科などのようにキチン板で覆われていることと、ダニのように小さいということなのだろう。クモの仲間ではヒナハグモ(Dictyna foliicola)のほうがずっとダニに似ている。 |
PHOTO | |
![]() ダニグモ (2008.2.23) |
![]() 横から見た本種 (2008.2.23) |
![]() 袋状住居@ スギ・ヒノキの樹皮の裏に本種の住居を発見した。 写真内に3つ確認できる。 左に見える毛虫のような虫は、ウスアカフサヤスデ。 (2008.3.1) |
![]() 袋状住居A 左の住居から本種が出てきたところ。右の住居内にはまだ本種が潜んでいる。 (2008.3.1) |