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アオモンツノカメムシ
学名:Elasmostethus nubilus

越冬中の本種(2008.2.23)
Data
和名 アオモンツノカメムシ
体長 7〜9mm
分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,徳之島,沖永良部島,沖縄島,伊平屋島,慶良間諸島(阿嘉島,慶良間島),久米島,宮古島,石垣島,西表島,与那国島
出現期 4〜10月
ウコギ科(ヤツデ,キヅタ,ウド,タラノキ,ヤマウコギ,コシアブラ),ムクロジ科(モミジ),ミズキ科(ミズキ)の花や汁
 幼虫はヤツデの落果等にも集まる。
解説 明るい緑色に暗褐色の斑紋があるツノカメムシ。
前翅の革質部は緑色で内側の縁沿いに沿って暗褐色。
海外では朝鮮半島,中国に分布している。
 
国内に生息するベニモンツノカメムシ属(Elasmostethus)の仲間は以下の8種。
和名/学名 分布
ヤナギベニモンツノカメムシ
Elasmostethus amabilis
北海道,本州
フトセグロベニモンツノカメムシ
Elasmostethus brevis
北海道,本州
クロスジベニモンツノカメムシ
Elasmostethus hasegawai
本州
ベニモンツノカメムシ
Elasmostethus humeralis
北海道,礼文島,利尻島,本州,四国,九州
ベニモンツノカメムシ
Elasmostethus interstinctus
北海道,礼文島,利尻島
ヒメセグロベニモンツノカメムシ
Elasmostethus kerzhneri
本州
アオモンツノカメムシ
Elasmostethus nubilus
本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,徳之島,沖永良部島,沖縄島,伊平屋島,慶良間諸島(阿嘉島,慶良間島),久米島,宮古島,石垣島,西表島,与那国島
ヒメアオモンツノカメムシ
Elasmostethus rotundus
北海道,本州,四国,九州
 
写真は2月23日に杉の樹皮裏で越冬していた本種を撮影したもの。本種を見るのは初めてで、3匹固まって越冬していた。
5月5日の夜に近所の林内に設置したライトトラップや10月22日に西表島でのライトトラップにも飛来している。
幼虫の写真は5月3日に近所の林道でのビーティングで得られたもの。
PHOTO

越冬中の本種
(2008.2.23)

ライトトラップに飛来した本種@
(2016.5.5)

ライトトラップに飛来した本種A
体長は9mmだった。
(2019.10.22 西表島)

ビーティングで得られた幼虫
恐らく5齢。
(2020.5.3)
 
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