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アリグモ
学名:Myrmarachne japonica

アリグモの♂(2006.5.19)
Data
和名 アリグモ
体長 ♂:5〜6mm
♀:7〜8mm
分布 北海道,奥尻島,本州,四国,九州,南西諸島
出現期 4〜9月
小さい虫
解説 アリそっくりなハエトリグモ科アリグモ属の仲間。
クロヤマアリに擬態しており、前脚は触角に似せて6本の脚で歩いている。
♂では上顎が大変発達するが、♀では発達せず、よりアリと間違え易い。
葉の裏によく糸で隠れ家を造り、身を隠している。
 
幼体は赤いため、近似種のヤガタアリグモ(Myrmarachne elongata)やタイリクアリグモと紛らわしいので注意が必要。
PHOTO

虫を捕食している♂@
♂は上顎が発達している。
(2006.5.19)

虫を捕食している♂A
牙が確認できる。
(2006.5.19)

虫を捕食している♂B
(2006.5.19)

アリグモの♂C
(2006.5.19)

前から見た♂
(2006.5.19)

♀@
白い斑紋の大きさには変異がある。
(2007.6.23)

前から見た♀
(2007.6.23)

後ろから見た♀
(2007.6.23)

♀A
自宅の庭で見られるのは斑紋の小さいものが多い。
(2006.5.4)

♀B
アリにそっくりだが、前から見るとハエトリグモ独特の顔をしている。
(2006.4.30)

♀の頭部
(2006.5.4)

住居
葉の裏などに糸で隠れ家を造る。
(2006.5.5)

住居内の本種
(2006.5.5)

幼体@
幼体は赤味が強い。
(2007.10.28)

幼体A
成体に迫るほど大きくなっていたが、色は大変明るくほぼ黄褐色だった。
(2008.3.15)

幼体B
(2008.3.15)

幼体C
(2008.3.15)
 
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