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クチキコオロギ
学名:Duolandrevus ivani

クヌギ上のペア(2010.8.27 静岡県)
Data
和名 クチキコオロギ
体長 20〜30mm
分布 本州,四国,九州,対馬,伊豆諸島,冠島,隠岐,淡路島,沼島,下甑島,種子島,南西諸島
出現期 7〜11月
昆虫の死骸,野菜
解説 朽木内や樹皮下に生息する大型コオロギ。
翅は短く、腹部はやや扁平。
翅は短いが、グリー,グリーと小さく鳴く。
 
ペアの写真は8月27日の夜、静岡県の山地で撮影したもの。詳しい生態は知らないが、♀が♂に乗って交尾をしていて驚いた。一度離れたが、♂がしきりに♀の前で翅を震わせて小さな音で鳴き、再び♀が♂に乗って長時間交尾していたので、恐らくこれが本種の生態と思われる。
ページ下部の写真は10月7日に林道の人工の柵の隙間に複数隠れていたもの。後ろから見るとゴキブリのようであった。
幼虫の写真は12月3日の夜、近所の雑木林のクスノキに止まっていたもの。幼虫の斑紋は特徴的で比較的見分けやすかった。
PHOTO

クヌギ上のペア@
(2010.8.27 静岡県)

クヌギ上のペアA
(2010.8.27 静岡県)

鳴いて♀を誘う♂
(2010.8.27 静岡県)

交尾@
♂の上に♀が乗って交尾する。
(2010.8.27 静岡県)

交尾A
(2010.8.27 静岡県)

交尾B
(2010.8.27 静岡県)

♂@
(2007.10.7)

♂A
(2007.10.7)


林道の柵の隙間に隠れていた。
(2007.10.7)

柵の隙間に隠れている本種
大型で扁平な為、後ろから見るとゴキブリのように見えてしまう。
(2007.10.7)

夜間クスノキにいた幼虫
(2016.12.3)
 
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