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アシジマカネタタキ
学名:Ectatoderus annulipedus

ライトトラップに来た本種(2016.10.23)
Data
和名 アシジマカネタタキ
 別名:ギンマダラカネタタキ
体長 6〜11mm
分布 本州,伊豆諸島(八丈島),四国,九州,男女群島,種子島,屋久島,南西諸島
出現期 10〜11月
植物の葉,昆虫の死骸,キノコ類など
解説 カネタタキの一種。
♂では前胸背板が非常に長く、翅が隠れて見えない。
腹部は淡黒褐色で目立った黒点列はない。
尾肢はカネタタキより短く、後腿節よりやや長い程度。
棲息地は局所的で神奈川県内では絶滅危惧T類に指定されている希少種。
南西諸島産は新種となる可能性が高いという。
国内に生息するアシジマカネタタキ属(Ectatoderus)は本種のみ。
 
写真は10月23日の夜2時頃、神奈川県南部の標高100m付近の林内に設置したライトトラップに来た本種を撮影したもの。絶滅が危惧される希少種でありながら個体数は多いようで5,6匹確認でき、その中から比較的欠けの少ない雌雄を撮影した。9月10日の同じ場所でのライトトラップにも複数の本種を確認している。
PHOTO

ライトトラップに来た♂@
(2016.10.23)

ライトトラップに来た♂A
(2016.9.10)

ライトトラップに来た♂B
(2016.9.10)

ライトトラップに来た♀@
(2016.10.23)

ライトトラップに来た♀A
(2016.10.23)
 
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