アカアシハナコメツキ

アカアシハナコメツキ
学名：Platynychus adjutor adjutor
ビーティングで得られたアカアシハナコメツキ（２０２０．５．２４）

Data

和名

アカアシハナコメツキ

体長

約８ｍｍ

分布

本州，粟島，佐渡島，冠島，伊豆諸島（利島，御蔵島，三宅島），小笠原諸島（父島），四国，九州，対馬，屋久島，トカラ列島（中之島），喜界島，沖縄島，渡名喜島

出現期

５～８月

餌

草木の葉や花

解説

ハナコメツキの一種。
体色は黒褐色で黄褐色の毛を纏う。
体形ややや寸胴で小楯板はハート型で周囲の上翅の堀が深い。
触角と脚は赤褐色。

国内に生息するPlatynychus属のDisplatynychus亜属は本種のみで以下の２亜種に分けられている。

亜種区分/学名	分布
基亜種 Platynychus a. adjutor	本州，粟島，佐渡島，冠島，伊豆諸島（利島，御蔵島，三宅島），小笠原諸島（父島），四国，九州，対馬，屋久島，トカラ列島（中之島），喜界島，沖縄島，渡名喜島
先島諸島亜種 Platynychus a. tamurai	沖永良部島，渡名喜島，水納島，石垣島，西表島，鳩間島，与那国島

写真は５月２４日に近所の林道でタブノキをビーティングしたところ得られた本種を撮影したもの。体長は約９ｍｍで同じサイズの個体が複数得られた。その後も６月上旬までは度々ビーティングで得られた。撮影時の個体は８ｍｍであった。