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ナガチャコガネ
学名:Heptophylla picea

明かりに飛来した♀(2011.8.1 静岡県)
Data
和名 ナガチャコガネ
体長 10〜15mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
出現期 6〜8月
草木の葉
 幼虫は土中の植物の根を食べる。
解説 クロコガネHolotrichia kiotoensis)を小型にして、赤茶色にしたようなコガネムシ。
本種の幼虫はさまざまな植物の根を食べる為、害虫とされている。
ただ、成虫では葉を食害しているところは見かけたことが一度もなく、繁殖に徹しているようだ。
♂の触角は6〜7節で片状部は発達するが、♀の触角は5節と短く、片状部もあまり発達しない。
 
トップの写真は8月1日の夜、静岡県の山地に設置したドームシェルターの明かりに飛来した♀を撮影したもの。撮影場所の静岡県では日中は石垣などに止まっている本種をよく見かけたが、どれも暗褐色の色彩変異の個体ばかりで、通常の色彩の個体を見るのは今回が始めてだった。
PHOTO


(2006.7.2)

色彩変異の♂@
(2011.8.1 静岡県)

色彩変異の♂A
(2008.7.2 静岡県)
 
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