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マルガタビロウドコガネ
学名:Maladera secreta secreta

チゴザサ上の本種(2014.8.8)
Data
和名 マルガタビロウドコガネ
体長 9〜11.5mm
分布 本州,佐渡島,伊豆諸島(大島,八丈島),淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,五島列島,対馬,下甑島,屋久島
出現期 4〜9月
草木の葉
 幼虫は芝生の根を食べる。
解説 ビロウドコガネの一種。
黒色でビロード状にならず、虹色の光沢をもつ。
触角は10節で、片状部は3節。♂の片状部は柄部よりやや長いが、♀ではほぼ同じ。
前脚の脛節は♂では細く、♀では幅広い。
腹面は暗赤褐色で後脚腿節は太く、虹色光沢がある。各腹板に1列に並んだ毛が生えている。
台湾には別亜種が生息している。
国内に生息するMaladera属のAserica亜属は本種のみ。
 
写真は8月8日の夜、自宅の外灯の下にあったチゴザサに止まっている本種を撮影したもの。恐らく外灯に飛来した個体と思われる。同定の為、翌朝各部を撮影し、本種であることが分かった。八丈島では♂がライトトラップに飛来している。
PHOTO

ライトトラップに飛来した♂@
(2019.8.12 八丈島)

ライトトラップに飛来した♂A
(2019.8.12 八丈島)

ライトトラップに飛来した♂B
(2019.8.12 八丈島)

ライトトラップに飛来した♂C
(2019.8.12 八丈島)

自宅の外灯に飛来した♀@
(2014.8.9)

自宅の外灯に飛来した♀A
(2014.8.9)

自宅の外灯に飛来した♀B
(2014.8.9)

腹面
(2014.8.9)

♀の頭部
(2014.8.9)
 
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