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アカツノカニムシ
学名:Pararoncus japonicus

アカツノカニムシ(2008.1.24)
Data
和名 アカツノカニムシ
体長 約4mm
分布 本州,四国,九州
出現期 1〜3,10〜12月
ダニトビムシなどの小型の虫
解説 長いハサミを持ったカニムシ。
ハサミと頭胸部は鮮やかな赤色をしており、腹部はやや長くクリーム色をしている。
ハサミは、体長と同じ位長い。
 
写真は1月20日に近所の杉林の落ち葉の下から採集した本種を撮影したもの。何かいないかと落ち葉の下を探していたところ、小さい動くものがあり、最初はクモの一種かと思ったが、よく見てみるとカニムシだった。カニムシは初めて見たので、感激した。
餌がダニ類などで、餌を与えるというよりは餌を発生させるスタイルが手間が掛からず効率的であった。2月9日に本種を採集した同じ場所でかなり丹念に捜索したが、まったく見つからなかった。採集した個体は4月12日に死亡した。出現期からすると寿命なのだろう。本種に限らず土壌性カニムシについては引き続き探していきたい。
PHOTO

アカツノカニムシ@
(2008.1.22)

アカツノカニムシA
(2008.1.22)

アカツノカニムシB
(2008.1.22)

アカツノカニムシC
(2008.1.22)

ダニを食べる本種@
(2008.1.22)

ダニを食べる本種A
(2008.1.22)

超マクロ写真@
(2008.1.23)

超マクロ写真A
(2008.1.23)

超マクロ写真B
(2008.1.24)

超マクロ写真C
(2008.1.24)

超マクロ写真D
(2008.1.24)

横から見た本種
(2008.2.13)
 

(2008.2.13)
 
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