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コブヤハズカミキリ
学名:Mesechthistatus binodosus binodosus

林道にいた個体(2022.5.2 新潟県)
Data
和名 コブヤハズカミキリ
体長 14〜23mm
分布 本州(長野県及び関東北部より北)
出現期 5〜8月
ブナ,ノブドウ,ヤマハンノキ,ウドなどの枯れ葉など
 幼虫は上記寄主植物の枯れ木を食べる。
解説 コブヤハズカミキリ属の一種。
前胸背中央に3つの隆起がある。
上翅は基部中央に光沢のある黒色の大顆粒がある。
上翅の肩部から翅頂にかけて小顆粒列を伴う縦隆起があり、翅頂は尖る。
ブナ林を中心に生息している。
佐渡島の本種は別亜種とされる。
 
国内に生息するコブヤハズカミキリ属(Mesechthistatus)は以下の4種(2亜種)。
和名/学名 分布
コブヤハズカミキリ
Mesechthistatus b. binodosus
本州(長野県及び関東北部より北)
(サドコブヤハズカミキリ)
Mesechthistatus b. insularis
佐渡島
マヤサンコブヤハズカミキリ
Mesechthistatus f. furciferus
本州(伊吹・鈴鹿山系以西から兵庫県)
(チュウブマヤサンコブヤハズカミキリ)
Mesechthistatus f. meridionalis
本州(両白山地伊東の中部地方から新潟県)
タニグチコブヤハズカミキリ
Mesechthistatus taniguchii
本州(中部)
フジコブヤハズカミキリ
Mesechthistatus fujisanus
本州(中部・関東地方)
 
写真は5月2日に新潟県の山道で落ち葉上を歩く本種を撮影したもの。たまたま落ちた個体かと思いきや枯れ葉を食べるので地面を歩行する習性があるようだ。
PHOTO

林道にいた個体@
(2022.5.2 新潟県)

林道にいた個体A
(2022.5.2 新潟県)

林道にいた個体B
(2022.5.2 新潟県)

林道にいた個体C
(2022.5.2 新潟県)

林道にいた個体D
(2022.5.2 新潟県)

林道にいた個体E
(2022.5.2 新潟県)
 
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