イツホシシロカミキリ | |
学名:Olenecamptus bilobus nipponensis | |
![]() 葉を食べる本種(2007.3.17 石垣島) |
Data | |||||||||||||||||||
和名 | イツホシシロカミキリ | ||||||||||||||||||
体長 | 10〜18mm | ||||||||||||||||||
分布 | 沖縄島,尖閣諸島(魚釣島),宮古島,伊良部島,多良間島,石垣島,小浜島,西表島,与那国島,波照間島 | ||||||||||||||||||
出現期 | 3〜10月 | ||||||||||||||||||
餌 | クワ科(イチジク,ハマイヌビワ,ガジュマル,アコウ)の葉 | ||||||||||||||||||
解説 |
5つの白い紋が特徴の南方系のカミキリ。 全体的に灰白色の微毛に覆われていて艶がなく、上翅根元付近にある大きな白色の紋が目立つ。 葉の裏から葉を食べることから上翅の白い斑紋は食痕に似せた保護色効果があると思われる。 本種は日本産亜種で基亜種はオーストラリア北部と考えられている。
|
||||||||||||||||||
撮影メモ | 2007年3月の石垣島旅行で出会った145種目の生き物。草原に1本生えていた木の葉の裏に2匹の本種が葉を食べているところを発見した。葉の裏にいるので、見上げるようにして撮影した。
|
||||||||||||||||||
2019年10月22日の写真は、西表島で夜間ライトトラップを設置したところ飛来したもの。西表島では初めてみた。活動期間は初夏までとしている図鑑しかないが秋まで活動するようだ。 |
PHOTO | |
![]() 木の葉を食べる本種 (2007.3.17 石垣島) |
![]() ライトトラップに飛来した本種@ (2019.10.22 西表島) |
![]() ライトトラップに飛来した本種A (2019.10.22 西表島) |