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アカマキバサシガメ
学名:Gorpis brevilineatus

ヤブマオ上の本種(2008.10.25)
Data
和名 アカマキバサシガメ
体長 10〜11mm
分布 本州,四国,九州,対馬
出現期 4〜10月
昆虫
 幼虫も同様。
解説 小型のサシガメ。
赤い体色をしており、前脚は太くカマキリの鎌のようになっている。
中脚と後脚の腿節先端付近に黒色の輪紋がある。
草木の葉上に見られ、小さい虫を捕食する。
動作は鈍く、よく葉の上でじっとしているところが観察できる。
海外では済州島,朝鮮半島,ロシア極東部,中国に分布している。
 
国内に生息しているベニモンマキバサシガメ属(Gorpis)は基亜属1種とアカマキバサシガメ亜属(Oronabis)1種。
和名/学名 分布
ベニモンマキバサシガメ
Gorpis(Gorpis) japonicus
本州,四国,九州
アカマキバサシガメ
Gorpis(Oronabis) brevilineatus
本州,四国,九州,対馬
 
トップの写真は10月25日に林縁のヤブマオの葉上に止まっていた本種を撮影したもの。近所の雑木林の林道でもたびたび見かけて撮影しており、薄暗い環境にいるイメージがある。
PHOTO

ビーティングで得られた個体
(2020.8.19)

ハエドクソウの葉上にいた本種
ハエドクソウに集まるヒゲナガルリマルノミハムシの撮影中、同じハエドクソウの葉に止まっていた。
(2019.6.2)

上から見た本種
湿地付近の草の葉上で発見した。
(2007.5.4)

横から見た本種
杉林内のシダの葉上に止まっていた。
(2006.4.28)
 
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