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ルイスチャイロナガカメムシ
学名:Neolethaeus lewisi

夜間、林内にいた個体(2017.5.20)
Data
和名 ルイスチャイロナガカメムシ
体長 6.5〜8mm
分布 本州,伊豆諸島(八丈島),四国,九州,対馬,トカラ列島(中之島),奄美大島,沖縄島,石垣島,西表島
出現期 4〜11月
植物の汁
解説 ナガカメムシの一種。
体色は暗褐色で、黄白色の斑紋がある。
チャイロナガカメムシにやや似るが、本種のほうが黄白色の斑紋が小さく、前胸背中央に縦隆条があること、触角第3節先半が黄白色になることで区別できる。
夜行性で、夜間に地面を歩いている個体をよく見かける。
 
国内に生息しているチャイロナガカメムシ属(Neolethaeus)は以下の6種。
和名/学名 分布
オオチャイロナガカメムシ
Neolethaeus assamensis
本州,伊豆諸島(八丈島),四国,九州
チャイロナガカメムシ
Neolethaeus dallasi
北海道,本州,伊豆諸島(八丈島),四国,九州,隠岐諸島,対馬,トカラ列島(中之島,宝島,横当島),奄美大島,徳之島,硫黄鳥島,沖縄島,慶良間諸島(阿嘉島),石垣島,西表島
エサキナガカメムシ
Neolethaeus esakii
四国,九州,沖縄島,宮古島,石垣島
ルイスチャイロナガカメムシ
Neolethaeus lewisi
本州,伊豆諸島(八丈島),四国,九州,対馬,トカラ列島(中之島),奄美大島,沖縄島,石垣島,西表島
トカラナガカメムシ
Neolethaeus tokarensis
トカラ列島(中之島,宝島)
ヒメチャイロナガカメムシ※
Neolethaeus minoensis
本州,九州
 ※ ヒメチャイロナガカメムシはLethaeus属とされているが、本属であることが判明しているため、本属として扱う。
 
トップの写真は5月20日の夜、神奈川県南部の森林内で樹幹にいる本種を撮影したもの。下の写真は4月12日の夜、玄関の外灯の下にいた本種を撮影したもの。夜行性のようだ。
PHOTO

夜間、玄関を徘徊する本種@
(2009.4.12)

夜間、玄関を徘徊する本種A
(2009.4.12)
 
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