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オオチャイロナガカメムシ
学名:Neolethaeus assamensis

ライトの明かりに飛来した本種(2015.7.21 静岡県)
Data
和名 オオチャイロナガカメムシ
 別名:オオチャイロカメムシ
体長 約10mm
分布 本州,伊豆諸島(八丈島),四国,九州
出現期 6〜9月
ヤシャブシ,ヒサカキ,ハマヒサカキなどの実の汁
解説 ナガカメムシの一種。
体色は暗褐色で、前翅に黄白色の点紋が数個ある。
本種の触角の第3節の中央付近から末端は白色。
近似種にチャイロナガカメムシがいるが、本種よりも小さく、前翅の斑紋は大きく発達している点で区別できる。
海外では台湾,朝鮮半島,中国南部,インド(アッサム)に分布している。
 
国内に生息しているチャイロナガカメムシ属(Neolethaeus)は以下の6種。
和名/学名 分布
オオチャイロナガカメムシ
Neolethaeus assamensis
本州,伊豆諸島(八丈島),四国,九州
チャイロナガカメムシ
Neolethaeus dallasi
北海道,本州,伊豆諸島(八丈島),四国,九州,隠岐諸島,対馬,トカラ列島(中之島,宝島,横当島),奄美大島,徳之島,硫黄鳥島,沖縄島,慶良間諸島(阿嘉島),石垣島,西表島
エサキナガカメムシ
Neolethaeus esakii
四国,九州,沖縄島,宮古島,石垣島
ルイスチャイロナガカメムシ
Neolethaeus lewisi
本州,伊豆諸島(八丈島),四国,九州,対馬,トカラ列島(中之島),奄美大島,沖縄島,石垣島,西表島
トカラナガカメムシ
Neolethaeus tokarensis
トカラ列島(中之島,宝島)
ヒメチャイロナガカメムシ※
Neolethaeus minoensis
本州,九州
 ※ ヒメチャイロナガカメムシはLethaeus属とされているが、本属であることが判明しているため、本属として扱う。
 
写真は7月21日の夜、静岡県のホテルの敷地内に設置したライトに飛来した本種を撮影したもの。後に自宅の外灯にも飛来している。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した本種@
(2021.10.5)

自宅の外灯に飛来した本種A
(2021.10.5)
 
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