コミズムシ | |
学名:Sigara substriata | |
コミズムシ(2008.1.19) |
Data | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | コミズムシ 別名:フウセンムシ |
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体長 | 5.5〜6.5mm | ||||||||||||||||||||||||||
分布 | 北海道,本州,隠岐,四国,九州 | ||||||||||||||||||||||||||
出現期 | 3〜10月 | ||||||||||||||||||||||||||
餌 | 植物の汁 | ||||||||||||||||||||||||||
解説 |
水深の浅い池や沼に生息する小型の水生昆虫。 本属の中では大型。 マツモムシとよく似た姿をしているが、本種は大変小さく、マツモムシのように逆さには泳がない。 カメムシ目の水生昆虫としては珍しく、肉食性ではなく、植物の汁を吸う草食性。 前胸背の黒い横線は9本ある。 水深の浅い池や沼によく見られ、時には水溜りにも発生する。 オールのような後脚で素早く泳ぎ回り、大変長い中脚で、水底に掴まることができる。 この習性を利用して、水を入れたコップに小さく切った色紙を沈め、本種を入れて色紙に掴まった本種が色紙と共に浮いたり沈んだりを繰り返す遊びが、古くから知られている。
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PHOTO | |
コミズムシ (2008.1.19) |
頭部 宇宙人づらをしていた。 (2008.1.19) |
腹部 (2008.1.19) |
沼にいる本種 日当たりの良いこのような水深の浅い沼には多数の本種が見られた。 (2006.3.18) |