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ハラビロカマキリ
学名:Hierodula patelifera

♀(2008.9.7)
Data
和名 ハラビロカマキリ
体長 50〜70mm
分布 本州,伊豆諸島,淡路島,四国,九州,対馬,五島列島,屋久島,奄美群島,沖縄諸島,北大東島,南大東島
出現期 8〜11月
小型昆虫
解説 幅が広い中型のカマキリ。
普段は木の上で生活しているからかコカマキリオオカマキリよりは目に付かない。
樹上性で主に樹液や果実に来るチョウをエサにしている。
幅が広いのは♀で♂はスマートな体型をしている。
明るい緑色型が多いが、褐色型も出現する。
卵のうの状態で越冬し、春に孵化する。
 
国内に生息するハラビロカマキリ属(Hierodula)は以下の2種。
和名/学名 分布
ハラビロカマキリ
Hierodula patelifera
本州,伊豆諸島,淡路島,四国,九州,対馬,五島列島,屋久島,奄美群島,沖縄諸島,北大東島,南大東島
ムネアカハラビロカマキリ
Hierodula sp.
本州,九州
 
トップの写真は9月7日に木の葉に止まっていた♀を撮影したもの。後に自宅の外灯にスマートな♂も飛来した。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した♂@
(2021.8.25)

自宅の外灯に飛来した♂A
(2021.8.25)

自宅の外灯に飛来した♂B
(2021.8.25)

自宅の外灯に飛来した♂C
(2021.8.25)

横から見た♀
(2005.11.12)

上から見た♀
和名どおり、オオカマキリなどに比べ、大変幅が広い。
(2005.11.12)

卵を持っている♀
産卵前の♀は写真のように腹部が膨らんでいる。
(2005.11.12)

葉上の♀
(2005.11.12)

褐色型
下の写真の幼虫を羽化させたもの。
(2009.8.29)

緑色型の幼虫
幼虫時は腹部を曲げていることが多い。
(2006.9.2)

褐色型の幼虫@
暗褐色の模様がある。
(2009.8.14)

褐色型の幼虫A
暗褐色の模様がある。
(2009.8.14)

褐色型の幼虫B
暗褐色の模様がある。
(2009.8.14)
 
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