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クロダンダラカッコウムシ
学名:Stigmatium nakanei

ビーティングで得られた個体(2020.6.7)
Data
和名 クロダンダラカッコウムシ
体長 5.5〜7.5mm
分布 北海道,本州,伊豆諸島(新島,八丈島),隠岐,四国,九州,屋久島
出現期 6〜8月
不明
 幼虫は朽ち木内で虫などを食べる。
解説 カッコウムシの一種。
体色は黒色で上翅には不規則に白い毛が生える。
脚は膝節から先は淡色。触角も基半は淡色。
枯れ木や薪などに見られる。
 
国内に生息するダンダラカッコウムシ属(Stigmatium)は以下の5種。
和名/学名 分布
トカラダンダラカッコウムシ
Stigmatium igai
屋久島,口永良部島,トカラ列島(中之島),奄美大島,徳之島
クロダンダラカッコウムシ
Stigmatium nakanei
北海道,本州,伊豆諸島(新島,八丈島),隠岐,四国,九州,屋久島
ダンダラカッコウムシ
Stigmatium pilosellum
北海道,本州,四国,小豆島,九州,対馬,五島列島,下甑島,屋久島
ムナビロカッコウムシ
Stigmatium postmaculatus
伊豆諸島(御蔵島),九州,対馬,屋久島,口永良部島,トカラ列島(中之島),奄美大島,徳之島,沖縄島
リュウキュウダンダラカッコウムシ
Stigmatium ryukyuense
沖縄島,石垣島,西表島
 
写真は6月7日に近所の林道で杉から垂れ下がる太い蔓をビーティングして得られた本種を撮影したもの。前日も似たような蔓などが絡まる茂みから得られている。どちらもじっとしているのでじっくり撮影しようと少し目を離した瞬間に消えてしまったので、飛翔が上手いのかもしれない。
PHOTO

ビーティングで得られた個体@
針葉樹から垂れ下がる太い蔓にいた。
(2020.6.6)
 
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