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オキツワタカイガラムシ | |
学名:Chloropulvinaria okitsuensis | |
ワビスケ上のオキツワタカイガラムシ(2009.5.16) |
Data | |
和名 | オキツワタカイガラムシ |
体長 | 2〜3mm |
分布 | 本州,四国,九州 |
出現期 | 5〜6月 |
餌 | カンキツ類,カラタチ,ソヨゴ,サカキ,ヒサカキ,チャ,ツバキ,モチノキなどの汁 幼虫も同様。 |
解説 |
ツバキ類やカンキツ類に付く小型のカイガラムシ。 ワラジムシ(Porecellio scaber)のような楕円形・扁平な体型で、淡黄緑色をしている。 成熟するとロウ質の白い綿状ワックスで覆われ、真っ白な卵のうを産みながら少しずつ前進、最終的に体長の2〜3倍の長さの卵のうを産み付ける。 ツバキ類には、同属のツバキワタカイガラムシ(Chloropulvinaria floccifera)も付くが、体色は暗褐色なので判別は容易。 |
PHOTO | |
ワビスケ上で産卵中の♀ 右の白いものは卵のう。 (2009.5.16) |