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ルビーロウムシ
学名:Ceroplastes rubens

イヌガヤ上の本種(2011.9.12)
Data
和名 ルビーロウムシ
 別名:ルビーロウカイガラムシ,ルビーカイガラムシ
体長 ♂:1mm
♀:3〜4mm
分布 本州,四国,九州,南西諸島
出現期 周年
 1年1化。初夏より幼虫が出現する。
カンキツ類,ゲッケイジュ,ツバキ,チャ,サザンカ,モチノキ,ヤツデ,カキ,マサキ,サカキ,ナナメノキなどの汁
 幼虫も同様。
解説 チューインガムをねしくり付けたようなカイガラムシ。
♀未成熟の時は紅色だが、成熟した♀は淡いアズキ色になる。
♂は有翅型で1mmと小さく、翅は白色半透明、前方の翅脈に沿って淡紫色の帯状の線があるとされる。
6月上旬頃に産卵し、幼虫は6月下旬から発生、成長し、成虫で越冬する。
 
写真は9月12日にイヌツゲの葉上に多数の♀を発見した時のもの。ツノロウムシCeroplastes ceriferus)と共に本種も図鑑によって♀だけで単為生殖すると考えられたりしているが、♂が確認されている上に1mmと大変小さい為に発見しづらいことが要因になっているようだ。
PHOTO

イヌガヤ上の♀@
(2011.9.12)

イヌガヤ上の未成熟♀
(2011.9.12)

イヌガヤ上の♀A
(2011.9.12)
 
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