ホーム > カメムシ目 > カタカイガラムシ科
 
サラサカタカイガラムシ
学名:Eulecanium cerasorum

イタヤカエデに寄生する♀(2010.4.25)
Data
和名 サラサカタカイガラムシ
体長 ♀:6〜7mm
分布 本州,四国
出現期 5月
カエデ類,クルミ,エノキ,アキニレ,コブシ,ホオノキ,サクラ,ウメ,ンズ,ザイフリボク,ナシ類,カナメモチ,ネムノキ,エンジュ,フジ,トチノキ,ブドウなどの汁
 幼虫も同様。
解説 白黒模様をした大型のカタカイガラムシ。
♀成虫はやや楕円形で艶があり、黒地に白い斑紋がある。
体の後方から甘露を出してアリと共生している。
♂は有翅。
2齢幼虫で越冬し、5月頃成虫になり成虫は脚がなく、そのまま産卵する。
 
写真は4月25日に庭のイタヤカエデにいた♀を撮影したもの。去年、本種の死骸を発見していたので、今年はシーズンを逃さず撮影できた。
PHOTO

イタヤカエデに寄生する♀@
後方から甘露を出してアリに与えている。
(2010.4.25)

イタヤカエデに寄生する♀A
下の白いものは、マツモトコナカイガラムシである。
(2010.4.25)

♀の死骸
変色し縮んでいく。
(2009.5.23)
 
先頭ページへ